任意整理の解決事例

さくら事務所では相談者様の気持ちを第一に考えて解決方法をご提案しております。

さくら事務所に任意整理の相談をされて、解決した事例をご紹介いたします。

おまとめローンでは解決せずに任意整理をした解決事例

依頼人 請求の相手 過払い金請求額 過払い金返還額
50歳代 男性 消費者金融1社
(4社からの負債を1本に借り換え)
160万円 20万円
この事例の概要
相談者様は生活のために消費者金融4社から借金をしては返済するということを繰り返してきました。毎月の返済も苦しく、金利が安くなるおまとめローンを利用し、消費者金融4社の借金を1社にまとめました。
しかし、借金の一本化はできましたが、返済をしても元金が減らないため、さくら事務所に任意整理のご相談に来られました。
解決まで
相談者様のケースでは、利率の高い時期に消費者金融4社から借金をし、その借金をおまとめローンによって完済しています。消費者金融4社との取引期間も12年と長く、おまとめローン以前の返済で過払い金が発生していると思われました。そこで消費者金融それぞれから取引履歴を取り寄せ、過払い金があるかどうかを確認すると200万円の過払い金が発生していることがわかりました。消費者金融と交渉の末、過払い金160万円を取り戻すことができ、戻ってきた過払い金でおまとめローンを一括返済することができました。さらに成功報酬を支払った後に20万円程が手元に戻ってきました。

任意整理のお手続きの流れ

解決に要した期間
約6ヶ月

過去に完済した借金に対しても過払い金請求はできます

今回の相談事例はおまとめローンの返済も難しいため任意整理をするために来所された案件です。しかし、調査をしてみるとおまとめローン以前の借金に多額の過払い金があることがわかり、過払い金請求をすることでおまとめローンの完済はもちろん、20万円は手元にお金が戻ってきています。本当はおまとめローンをするまでもなく完済していたということです。

このように借金の返済が苦しく相談に来られた方の中には過去の借金の中に過払い金があり、借金返済が大きく進んだり、今回のように完済できたりすることがあります。

このケースでは無事に4社から過払い金を取り戻すことができましたが、完済後10年で時効になることを考慮すると相談時期が遅ければお金を取り戻せない可能性もありました。過払い金請求だけで解決できましたのでブラックリストにも載らず、早めに相談したことが功を奏した案件です。

自営業を継続したまま家族にも内緒で任意整理した解決事例

依頼人 請求の相手 借金額 減額
50歳代 男性 消費者金融3社 200万円 100万円
この事例の概要
相談者様は個人事業主(自営業)をしていましたが、売り上げが減ったことが原因で消費者金融から借り入れをはじめられました。しかし、売り上げが上がる見通しはなく、お金が不足するたびに消費者金融からの借り入れを繰り返し、借金は200万円を超えるようになりました。債務整理をすると自営業は続けられないのではないか、家族に内緒にしていた借金がバレてしまうのではないかと不安を抱えながらご相談に来所されました。
解決まで
さくら事務所に相談に来られた時点で借金は200万円を超え、毎月の返済は3万円程続けていますが借金はほとんど減らず、利息だけを支払っているような状態でした。借金をしている消費者金融3社の返済状況を調べると過払い金が100万円ほどあることがわかりましたので、現在の借金と相殺し借金は残り100万円になりました。さらに利息の免除と分割払いをすることで和解をすることができました。結果、200万円あった借金は100万円に減り、毎月の返済も21,000円まで減りました。利息はカットしてもらいましたので毎月の返済が減っても完済ができる見通しが立ったのです。

任意整理のお手続きの流れ

解決に要した期間
約4ヶ月

将来利息をカットすることができるのが任意整理のメリット

生活のために借金を繰り返す人は驚くほど多く、借金の返済のために借金をしている人も珍しくありません。しかし、借金が多くなればなるほど利息も重くのしかかり、返済が進みづらくなります。

今回のケースでも借金を繰り返したために返済をしても利息しか払っていない、借金の元金が減っていないというようなことは起こりえます。このままでは一生利息だけを支払い続ける事にもなりかねません。しかし、任意整理をすることで将来発生する利息を免除してもらうことができます。任意整理では借金そのものを減らすことはできませんが、利息を免除してもらうことで少額の返済でも確実に返済が進むようになり無理のない範囲での支払い計画を立てることができます。

この事例では借金の中に過払い金があることが分かったケースですが、実は借金の返済ができないと相談に来られた方の中には過払い金があるというケースはとても多く、もっと早く相談すればよかったという声は頻繁に伺います。

さくら事務所では借金問題の相談は何回でも無料で受け付けております。お気軽にご相談ください。

財産を残したまま任意整理で解決できた事例

依頼人 請求の相手 請求額 返還額
40歳代 男性 消費者金融3社
住宅ローン
40万円 5万円
この事例の概要
相談者様はマイホームを住宅ローンで購入しました。住宅ローンの返済は順調でしたが予定通りに収入が伸びず、貯金を切り崩して返済を続けていました。貯金がなくなると消費者金融から借りてローンの返済をしていたそうです。次第に返済額が多くなり、自力では返済できないと思い、さくら事務所に相談されてきました。消費者金融からの借金はなんとかしたいものの、自宅だけはなんとしてでも守りたいので自己破産だけはしたくないとのことでした。
解決まで
自宅を守ったまま債務整理をするのであれば任意整理と個人再生の2つの手続きがあります。自宅を守るという意味ではどちらの手続きでもよく、借金そのものを減額できる個人再生の方が効果は大きいのですがデメリットも大きい手続きです。相談者様の過去の返済状況を確認すると少額ではありますが過払い金があることがわかりました。そのため、貸金業者と交渉し、借金をゼロにして貰い、5万円だけではありますが相談者様の手元にお返しすることができました。
そもそもの借金の原因が住宅ローンの返済ですので、金融機関に相談し返済計画を見直すようにお勧めし、返済額を減らしてローンを組みなおすことで解決いたしました。

任意整理のお手続きの流れ

解決に要した期間
約3ヶ月

財産を残したままできるのが任意整理です

債務整理といえば自己破産を思い浮かべる人も多いと思います。自己破産をすると一定以上の財産を失うことになりますので借金問題解決にはよいですがデメリットが多い手続きです。しかし、任意整理であれば財産を残したまま手続きを進めることが可能です。

今回の事例では自宅を残したいということですので任意整理と個人再生という2つの方法がありました。もし自動車ローンを組んでいて車を残したいには個人再生は使えません。個人再生をすると自動車ローンを組んでいる車は引きあげられてしまうからです。しかし、任意整理であればどの借金に対して手続きを取るかを選ぶことができますので、住宅ローンや自動車ローンを除外して手続きをすることで財産を守ることができます。

プロフィール
代表司法書士 坂本孝文
  • 司法書士法人さくら事務所
  • 代表司法書士 坂本孝文
  • 東京司法書士会所属:登録番号4535号

当事務所の使命は、相続・不動産登記や借金問題で悩まれる方に問題解決策をご提供し、安心して過ごせる未来をサポートすることです。

法律相談に対して「敷居が高い」と感じる方が多いのが現状ですが、私たちはお客様が安心してご相談できる環境を創っていきたいと考えております。

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